今回は2018年8月末に蒔いたよつぼしイチゴの経過を報告したいと思います。
写真は2018年11月末の様子です。つまり3ヶ月経過した様子です。
公式ホームページでは種蒔き後、4ヵ月後に定植可能なほど大きくなるようですが、どうみてもあと1ヶ月では定植出来そうにありません。
やはり室内で育てるのは難しいようです。
成長していないわけではありませんが、圧倒的に光が足りないようです。ライトを近づけたり、ライトのパワーを上げたりしたところ、成長速度が速まりました。
しかし、その分、電気代が上がったため、自宅での植物工場化は難しいようです。
私の実験結果から予想すると、イチゴを室内の照明だけで育てる場合、一株あたり100wを10cm以内の距離で照射すると、イチゴの実が大きくなり、赤く熟すのではないかと思います。
光が弱い場合は、葉だけ成長するか、もしくは枯れてしまいます。
少し難しい話になりますが、光と距離を数式にした『逆2乗の法則』というのがあります。
これは光源からの距離が遠くなると光の強さがどの程度低下するのかを表したものです。数式は記載しませんが、結果だけ書くと、距離が2倍になると強さは4分の1になります。
もし距離が3倍になると、光の強さは9分の1にまで低下します。
葉とライトが近すぎると、ライトが発熱していた場合、葉が焼けてしまいます。
もし室内でイチゴを照明で育てたい場合は、照明との距離を葉が成長しても触れない程度の10cm程度にすることをオススメします。
ライトは100w程度の強いもの、もしくはそれ以上のものを選択してください。